Blogブログ
日付:2022.03.18 更新日:2022.04.19
ドロップ角度の問題
目次
ドロップ角度とは
ドロップ角度とは、シューズの踵(かかと)から、つま先にかけての高低差の事をいいます。
(オフセットと呼ばれることもあります)
シューズによって設定された角度は違います。踵の部分が厚いとか、薄いに関係なく、踵からつま先にかけての高低差のことをいいます。
シューズによって設定された角度は違います。踵の部分が厚いとか、薄いに関係なく、踵からつま先にかけての高低差のことをいいます。
シューズにドロップ角度を設けることで、膝に屈曲性を持たせ、膝の故障を少なくするとか、体重を後ろから前に移動しやすくし、安定した走りをサポートするなどの意味があります。
甘い言葉に気をつけて
メーカーのホームページには、ドロップ角度について良いことばかり書いてありますが、ドロップ角度が高すぎて故障に繋がる例は頻繁にあります。
膝の痛み、シンスプリントの誘発
踵の部分を厚くすることで、衝撃吸収性を高める効果が得られます。
しかし、足を踵から地面に着く走りをするランナーの場合、シューズの踵の部分が厚く作られていることによって、本来の踵が着くタイミングよりも早く踵が地面に着いてしまいます。
それによって、足首が内側に倒れ込み、足首や膝を捻り、シンスプリントや膝の痛みを誘発している事が多くあります。特に、足首が柔らかい小・中学生や、大人でも女性のランナーに多くみられます。
素足で走ったときの足首の動き
シューズを履いて走った時の足首の動き
膝の痛みの誘発
膝の痛みを訴えて来院したランナーさんが練習に使っていたA・B、二足のシューズです。
AとBのシューズを履いて、フォームを比べてみるとスネの角度、膝の角度がそれぞれ違います。
Aのシューズを履いた方が地面からの膝の高さは低くなり、膝の筋肉に負担がかかる事がわかります。
シューズのドロップ角度はこのような所に影響します。
シューズのドロップ角度が多ければ良いというわけでもなく、一人ひとり違う走りやすい速度やフォームに合うものを選ぶ事が重要です。
カテゴリー
- 腰痛
- 交通事故
- 実績と改善例
- 資料
- ブログ
- はじめまして。若葉治療院です。
- きっかけは 一足の スパイクでした。
- 若葉治療院の活動
- よくある質問
- 富士宮本院へのご案内
- 歩行の治療
- 患者様からのお声
- 解析と治療について
- 足関節プロネーション
- プロが教える シューズの履き方
- インソールの話
- コンパートメント症候群(シンスプリント)
- シューズ選び
- 足底筋膜炎
- シューズの構造
- オスグッド
- アキレス腱炎
- 捻挫
- 偏平足
- 肘の痛み
- ランニング障害
- 肉離れ
- 野球の話
- 腰痛
- 野球肩
- 膝の痛み
- 手首の痛み
- 肩こり
- 野球肘
- シューズの話
- 外反母趾
- 有痛性外脛骨
- 腸脛靭帯炎
- 足の甲の痛み
- 踵(かかと)の痛み
- 疲労骨折
- 舟状骨の痛み
- ストレッチの話
- テーピング
- 試合前のコンディショニング
- 猫背
- 側弯症
- 突き指
- 腱鞘炎
- 四十肩・五十肩
- 打撲
- セミナー報告
- 顎関節症
- 勉強会
- 自転車の話
- 選手達の話
- インソールアンケート
- わからないこと
- 思ったこと
- 経営理論
- 患者さんの話
- 研究日記
- 日記
新着情報
- 2024.12.05 腰痛
- 寒さと腰痛の関係について
- 2024.12.02 交通事故
- 交通事故後の治療を勧める理由と接骨院・治療院の役割
- 2024.11.29 交通事故
- 交通事故で怪我をした!整骨院で診断書はもらえるの?
タグ
アーカイブ
- 2024
- 2023
- 2022
- 2021
- 2020
- 2019
- 2018
- 2017
- 2016
- 2015
- 2014
- 2013
- 2012
- 2010
AMEBA BLOG
アメブロはこちら