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日付:2022.03.02 更新日:2022.04.19
脊柱起立筋
目次
脊柱起立筋/せきちゅうきりつきん
編集:山田洋太
脊中起立筋は、
外から腸肋筋・最長筋・棘筋で構成されています。
それぞれの走行
腸肋筋は、仙骨から全ての肋骨・頚椎に付着します。
最長筋は、仙骨から頚椎・胸椎・腰椎に
ハッキリ分かれて付着します。
棘筋は、脊椎の棘突起に付着して、
主に胸椎の動きに関与します。
脊柱起立筋は、抗重力筋と言われています。
立位姿勢を維持する役割があります。
脊柱起立筋は、主に脊柱の維持を担っています。
役割を言い換えると、
重心線のズレを補正するのが抗重力筋です。
重心線は第4腰椎の前を通過します。
脊柱起立筋は、重心が前に行きすぎないように、
姿勢を後ろに維持しているわけです。
スポーツだと、いわゆる「体幹」のイメージが強いと思います。
その働きは、非常に多くの場面に及びます。
走る時に、一瞬ではありますが、前屈みになる時間があります。
その時に姿勢を起こすのが、脊柱起立筋です。
跳躍動作では、跳ぶ瞬間に身体を後ろに反らす瞬間があります。
その時に力を生み出すのが、脊柱起立筋です。
他にも、スキーやスノーボードでは空中姿勢の維持、
柔道やレスリングでは相手を持ち上げるパワーの源になっています。
主な作用は、頚部から体幹の後屈です。
反対の作用:腸腰筋
片側だけが収縮すると、体幹の側屈・回旋に作用します。
関連記事:脊柱起立筋のストレッチ
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