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日付：2013.03.06 更新日：2022.04.19
シンスプリントの原因
目次
“シンスプリント” なんて・・・ホントは無いんじゃないのかな？ なんて・・・いつも思う。
中学生の女の子。 左の内スネにかけての痛み。
病院でシンスプリントと診断され、運動停止。
運動をやめると痛みは軽減するも、少し走ると・・・また繰り返す。
そんな症状で 足を引きずって来院。 よくある症状だけど・・・
一人ひとり 症状は違うと・・・ 僕は思っている。
患側（痛む側の足）のアライメントがおかしい。 内側に向いてしまう。
とりあえず・・・ 治してみる。
外側がゆるいのか？
内側が固いのか？ 判断に悩む。
外側は誰が見てもゆるいと判断するレベル。
こんな時、「靭帯が伸びてるね。」 なんて 判断する先生も多いけど
ゆるい事と、伸びている事は違うと僕は思っている。
病院で 片足しか見てもらえず・・・
もしくは 足に触れることもなく ・・
サポーターやテーピングの指示を受けた
子供たちを 多く見てきた。
競技は クラッシックバレー。
この子の場合、健康の方の足も同様にゆるい。
ゆるいだけなら・・・ 柔軟な関節は 選手として良い関節だと思う。
誰が見ても アンバランスな方向に
つま先が向いている。
この状態を
「骨盤が曲がってる」 と 言う整体屋さんが多い。
「骨盤 ずれてますか？」ってよく訊かれる。骨盤神話は未だ根強い。
骨は骨盤けじゃない。足首一つとっても 骨はこんなにあるのに・・・
ずれるのは なぜ？ 背骨とか、骨盤と限定して言うのか？
治す為の原因には興味があるが、
患者を納得させる為の原因には興味がない。
そもそも治れば 原因なんて・・・なんでもイイ。
治れば誰も・・・ 原因なんて聞きにこない。
ホント 治ってくれれば何でもいいよ。。
どこの誰が治してもいい。 みんなが笑顔になれればそれでいい・・・ なんて
そんな事を考えながら いつも仕事をしています。
患者さんを納得させる事よりも 患者さんが納得すること。
そして何より、自分が納得する仕事がしたい・・・
そんな事を ・・・ いつも 思っています。
僕が治療を教えている子達には よく言います。
触った感じ、小規模捻挫の跡が気になる。
生きている人に触るとは、その人の人生に触れることなのだから・・・
とりあえず、 鍼（はり）は使わずにオイルを使ってモビライズ。
帰るときには 足を引きずることもなく、笑顔で若葉治療院を後にしました。
患者さんをお見送りする この瞬間が大好きです。（∩_∩）
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
一週間後に来院したときも 治した足首のアライメントは正常のままでした。
「足を引きずる痛みもなく、運動もできている」とのこと。
「体育でバスケをやった時、少し痛むことがあるけど 前より全然イイ」 との事。
全力で走れているようだし・・・ 後は時間の問題じゃないのかな？ （∩_∩）
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