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日付:2013.03.11 更新日:2022.04.19
野球;怪我・痛みによる運動停止の時期について(1)
目次
怪我痛みによるスポーツ競技の運動停止の時期について書いてみます。
たくさんのスポーツ選手を見てきましたが、残念ながら、
怪我・痛みを知ることなく強くなった選手を見たことがありません。
怪我や痛みと どう向き合うか? STOP と GOの境界線 ・・・そんな事を書きますが、
その前に 絶対に覚えておいて下さい。
「全てのスポーツは、 人が、幸せになる為に行われなければならない」
・・・って事。
幸せの基準が・・・人それぞれ違うから。。。 難しいんだけどね。 (v_v*
若葉治療院では、心配な怪我・痛みがある時は、一度は病院への受診を勧めます。
私達には診断の権利がなく、診断を行えるのは医師だけです。
教科書どうりに言えば、レントゲンに異常がない場合、二~三週間の運動停止(痛みの度合いによる)。
その後 復帰して痛むようなら 再び 二~三週間の運動停止です。
ここはネット上ですから 若葉治療院として書けるのはここまでです。
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ここからは 、個人的に ラスベガスに住む友人に宛てて書きますので、
専門家の方からツッコまれてもスルーします。あしからず。
・親指の つきゆび。捕球の時に痛む。
・競技は野球 ポジションはキャッチャー 。 補欠の捕手がいない。
・レントゲンで骨には異常なし。
・病院から三週間の運動停止を指示されるも 復帰すると同じ痛みを繰り返す。
・年齢は10歳。男の子。
「痛くても我慢して続けるべきか?それとも休ませるべきか?」 と言うご相談。
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私見ですが、練習は必ず参加して下さい。
(試合の参戦・不参戦については別途 書きます。)
「子供の未来を潰す気か!」 などの専門家の意見はスルーします。私見ですから。
捕球練習以外にも、やれる練習はたくさんあるはずです。
走り込みでも、バッティング練習でも、送球練習でもラダーでも・・・
やれる事は山ほどあると思います。
スポーツ疾患・怪我・痛みは 多くのことを学ぶ時期です。
結論から言うと
「当たり前に練習できることのありがたみ」 を知る時期です。
誰かが怪我をして喜ぶ人はいないはずです。
「誰も喜ばせることのできない悔しさ」を知る時期です。
すべてのスポーツは、幸せになる為にあることを知る時期です。
今、何をすれば 周りを喜ばせる事ができるのか?
それを考える時期です。
スポーツを応援すると言うことは、地域を応援することでもあります。
僕は静岡県に住んでいます。
甲子園で静岡県代表が活躍すると なんだか嬉しい気持ちになります。
日本代表チームが世界で活躍すると 嬉しく思います。
たくさん練習したチームが勝つのではなく、
より多くの人を喜ばせたチームが勝ちます。
一番多くの人を喜ばせたチームが優勝旗を手にします。
それは 優れたチームでもあり、
誰よりも強く(誇り高く)、優しいチームに授けられる旗です。
だから、優勝旗は尊く、価値があり、重いのです。
そして もっと、もっと多くの人を喜ばす事ができたなら・・・
それが プロ野球です。
たくさん練習すれば勝つと勘違いしながら 負けて行ったチームと同じ考えでは
同じ結果しか残せません。考え方を変える勇気を持ってください。
自己犠牲の為の自己犠牲、練習のための練習ではなく、
なんのための練習なのか? なんのための野球なのか?
見つめ直す時期が必要なのです。それが怪我・疾患・痛みです。
その怪我が無駄だったのか?、それとも良い経験になったのか? は
その後の自分の行動によって決まります。
少年野球では、今 自分が何をすれば
お父さん、お母さん、チームメイトや監督が喜ぶのか?
より多くの笑顔を生み出せるのか?
常にそれを考え行動して下さい。
自分のポジションを守るとは ・・・そういうことです。
人の生は何を成し遂げたかによって決まります。
男の子に生まれたなら、辛さをギュッと抱きかかえてでも
やらなければならない時が必ずあります。
日本ではこれを “SINBOU” と呼びます。
辛さを抱きかかえると書いて辛抱です。
代わりの捕手がおらず、みんなに迷惑をかけること、とても辛い事です。
それも辛抱です。 辛抱から学んでください。
代わりの捕手がいないこと。 それはチームの課題です。
ファーストでも、野手でも 代わりの捕手を育てておくことです。
公式戦で キャッチャーが骨折をした・・・
補欠がいなかったから負けた。 仕方がない。
・・・ それこそが迷惑です。
個人もチームも・・・ 怪我から学ぶ事は多くあるはずです。
それを監督が気づかない時、
高校野球なら、これを監督に進言するのは キャプテンの役目です。
監督は怖いかもしれません。しかし、
成すべき時に、成すべきことをする・・・それを勇気といいます。
子供達だけの努力ではできないところ・・・
そんな所に手を貸すのが親の役目だと思います。
ただし、最終決定はすべて監督が決め、選手は監督の指示に従います。
指示命令系統は 一本で。 それが正しかろうと、正しくなかろうと、
指示・命令系統が複数では選手が混乱します。それこそが間違いです。
また、痛みを治すまでの間、
投球練習の捕手を誰かに頼んで代わってもらうのも有りだと思いますよ。
チームですから。
正捕手がいなくて、ピッチャーには迷惑をかけますが、
怪我が悪化して、
大切な場面でチームに迷惑をかける事よりもマシかもしれません。
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痛みを恐れずやり続ける事だけが 真の勇気ではありません。
勝負どころをわきまえる・・・大切なことだと思います。
ただし、怪我人が練習に参加するのもチームの士気が上がります。
捕球練習ができないとしても、必ずグランドに行くことだね (∩_∩)
次は Eedenが、今やるべきこと を書きます。
そのあとは、試合に出る・出ないの境界線・基準について書きます。
私見ですけどね。。。
(Dear Eeden. All your dreams can come true if you have the courage to pursue them.
You can always become better.! (∩_∩) この記事をラスベガスに住む野球少年とそのお母さんに贈ります。)
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