完全予約制Blogブログ
日付：2013.11.16 更新日：2022.04.19
しっかり捻挫を治さないと どうなるか？
目次
膝の痛みで来院した患者さんの足首が気になったので、
「右足で片足立ちはできますか？」 と 尋ねてみた。
本人は、なぜ？ そんな事を
突然聴かれたのか？解らないまま
「たぶん、できると思いますよ。」 と答え 片足で立ってみる。
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まずは 左足。 問題なく立てる。
次に、 僕が気になった右足。
「あれ？！ あれれ！ なんで？！ 」
・・・と言いながら バランスを崩す。
しかし、さすがダンサー。 けっこう粘る （＾＾；
※ 競技は ヒップ・ホップダンス
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捻挫はね。。 痛みがおさまった＝ 治った ではなくて、
本人も気づかないまま 未来を削るんだよね。。。
“骨に異常がないから 湿布して終わり”
そんな処置が多いですね。
昔の傷だけど・・・
とりあえず、治してみる。
異常にフィジカルが高い子なので
腕を前で組んでみた。
普通には 立てるようになった。
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次に、 そのままリフト（背伸び）をしてみる。
最初は 片足でリフトできなかったけど、
上がるようにはなった。
でも バランスが 悪い。
もう少し・・・治してみる。
片足で立てないようなら シリアス競技は厳しい。
むしろ 危ない。
膝の靭帯を壊した子たちの 反対側（健側）の
足首も必ず診るようにしてるけど・・・ けっこう 固着してるんだよね。
患者さんが気づかないような所まで 見つけ出し、治していくのが
プロの仕事だと思う。
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捻挫はクセになる と言うけれど、
関節がゆるくなったせいで再発する場合も もちろんあるけど、
僕は それだけとは思わない。
むしろ、今回のように 関節の固着が原因で 再び 事故に至る方が
多いと ・・・僕は思っている。
“ 捻挫を繰り返す子は 靭帯が伸びていのが原因 ”だと、
医療従事者の98％はそう考えている。
（数字は当社調べなので根拠はないけど・・・）
院内で 筋トレした訳ではないのだけれど・・・
片足でリフトもできるようになった。
“バランスが悪いのは・・・体幹が弱いから ”
・・・と言うのが、 現在 主流な考えですが、
それは自分の言葉でしょうか？
私たちは まだまだ学ばなければなりません。
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