完全予約制Blogブログ
日付：2013.11.28 更新日：2022.04.19
故障するランナーが解る時がある。。。
目次
長く この仕事をしていると、故障する前のランナーが解る時がある。
例えば ・・・ 歩く時の こんな後ろ姿。
右脚が着底したタイミングで
左の足の裏が・・・見えすぎている。
おそらく・・・
本人も気づいていないけど
左の足首の可動域が悪い。
主に 左 内くるぶし 全面に異常。
このまま走り続けると おそらく壊れるのは ・・・
左 足底、内スネ疲労骨折、肉離れ 、膝 、ハムストリングの付け根部分・・・
着底の衝撃を和らげ、その力を推進力に変える“溜め”のある膝を作るには
足首の柔らかさ、足首が正常に動くことが・・・必衰なんですね。
---------------–
左のお尻に圧痛、 右の腰に痛み、もしくは 右 Ｌ4、Ｌ5ヘルニア・・・
右背中の張り、呼吸の浅さ、左首の圧痛、右腕の筋力低下、及び筋スパズム
右膝の故障・・・
左の足首の固さ一つで・・・ いろんな事を想像する。
---------------–
左の腰が落ちる分、右のストライドも伸びない。
患者さんの歩く姿、スリッパの音、頭の揺れ・・・
そんなトコロから解る事が多くあります。
（気になったので、歩行を撮影）
左脚の着底の時には、右の足の裏は見えていない。
右の トゥーが外を向いているのは、足関節異常ではなく腰から残っている。
これで走ると 右脚が後ろでクロスするから・・・タイムロスも大きい。
特に痛いところはないけれど・・・
“疲労抜き”で来院した時にも
そんな所も見ています。 （∩_∩）
無理することは 良いことだけど、
無茶をすれば 故障します。
体を車に例えれば、
スポーツ競技は全て・・・
マシンに ドライバーが乗って
競いあう カーレースの様なもの。
機体に故障があるのに
無理してガンガン走れば・・・
当然マシンは壊れる。
・・・それを無茶という。
車のレースは チーム戦。
ドライバーは マシンの調子を
メカニックに伝え・・・
誰よりも正確に、素早くマシンを治す。
ピット・クルーも その誇りかけて闘っている。
－－－－－－－
個人競技も チーム戦なんですよ。
選手、監督、コーチ、競い合える仲間、家族、ドクター、トレーナー・・・。
総合戦力が強いチームが勝利する。
（家族を大事にしない選手はダメよ☆ホントに）
最高の鉾（ほこ）と 最強の盾（たて） 、どちらが強いか競うより、
両方持ってる方がいい。 （∩_∩）
選手が明日の最強の鉾をめざすなら、
僕も明日の最強の盾を目指します。
皆さんが、良きチームメイトと出会える事を祈ります。
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