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日付：2014.01.22 更新日：2022.04.19

ブログシューズの構造

ジョッグ・シューズの危険性（1）

ジョッグ・シューズの危険性（1）

目次

    シューズのクッションは厚い方が、体へのダメージが少ない神話は本当か？


    僕は、これがけっこう・・・

    疲労骨折やシンスプリントの原因になると思っています。

    --------------------—-


    マラソン　治療　ランナー

    今日はそんな話で書いて見ます。


    その前に予備知識として・・・

    裸足で立った時、

    つま先から踵（かかと）までの

    高低差を0mmとします。

    マラソン　治療　ランナー ランニングシューズの機能の一つとして


    つま先～踵まで間に10～12mm程度高低差を持たせ、
    （以下、高低差をドロップと呼びます）


    棒立ちの状態でも前傾姿勢になるように作られてます。

    体を傾斜させることで、膝に溜めを作ったり、

    前に倒れやすくして、

    走りやすいように作ってあります。。。と

    マラソン　治療　ランナー 詳しい靴屋の店員さんなら　そう言います。



    僕は、気になるシューズがあると

    分解する事がよくあります。




    一般には、ソーティーや、ジャパンのような

    レースシューズはドロップが少ない、

    ジョギング・シューズはドロップが大きいと言われています。


    でも、最終最後に信じるのは、

    自分の目と、自分の手と、自分の経験から来る勘なので、


    同じような事を　皆が常識のように言っても、


    どのシューズがどうなのか？自分の手で調べてみたくなります。

    ＴＥＲTHER－JAPANは　意外とドロップがあったりします。


    ----------------------------------------—-

    一般に、ランニング・シューズのドロップは

    「10～12mmと大きいので走りやすい」と言われてます。


    (実際にシューズが流れる進行方向の対角線で計測すると　それも疑問）



    －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

    近年では、この“走りやすいシューズ”で走るより、

    「ドロップの少ないシューズで走るほうが、筋力アップにつながる」

    そんな意味で、

    ナチュラル・ランニングシューズ　というジャンルができてきました。

    ジョギングシューズのように靴底は厚いけど

    レースシューズのようにドロップを小さくする事で、筋力UPを計ると言います。

    ナイキ・フリーといい、キンバラ4、M3090・・・

    次から次へ・・・メーカーさんもよく考えますね。　

    通常のランニングシューズのドロップが10～12mmのところ、

    ドロップを0～8mmに抑え、サポート機能も減らし、

    素足に近い感覚で地面と接地・・・　と、そんなコンセプトらしいです。

    ----------------------------------------

    「走りにくいシューズを履いて走る事で　筋力UPって　どうですか？」



    最近、患者さんから　そんな質問を　たまに訊かれます。

    みんな・・・気になるみたいですね　（∩_∩；

    僕は、筋力UPにはなるでしょうけど、筋力だけじゃないし。


    タイムが上がるかどうか？は微妙・・・そんなふうにも思いますし、

    なんでもやれば身になる、無駄なこともないとも思います。

    要は、何をヤルか？よりも、　何をドコまでヤルか？　・・・と思うんですよね。

    ------------------------------—

    僕の専門は　自転車です。　乗る方じゃなくて、選手を揉む方ですが・・・。

    自転車競技では、ハンドル、サドル、ペダルの位置関係、フレームの角度・・・

    サドルを１ミリ　上げるだけで、使う筋肉が随分変わります。

    そういう世界に身を置くと、

    なぜランナーが自分で自分のシューズのドロップを調整しないのか？

    凄く不思議に思います。

    競輪では、10年前は軽いギアを高回転で回すのが常識でしたが、

    現在では、その頃とは　比べ物にならない程　重いギヤを踏みます。

    20年前の選手達と、現在では　使ってくる筋肉が全く違います。

    今の選手が20年前のフレームで練習すれば、使わない筋肉も使って

    筋力UPにはなると思うけど、レースで勝てるかどうか？は微妙。

    でも、強い選手は　どんな練習をやっても勝つから全部無駄とも言い難い。


    早い話、強かった奴が強いし、速かった奴が速い。勝った選手が勝つ選手。

    人はみな違うから、何でも　自分が試して経験で判断するしかない。


    そんなモノだと思ってます。

    -------------------------------

    話がソレました。　

    その　靴底が厚いのは実際のところ、足にどうなのよ？？　そんな話。


    　長くなったので　この辺で。



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