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日付：2015.06.22 更新日：2022.04.19

ブログコンパートメント症候群（シンスプリント）

コンパートメント症候群とシンスプリントの違い。

コンパートメント症候群とシンスプリントの違い。

目次

    シンスプリントという言葉は、定義が曖昧すぎて、

     

    実際の医療現場では排除されつつある単語ですが、便宜上、

     

    ここのブログでは“シンスプリント”という単語を　あえて使用してます。

    --------------------

     

    では、コンパートメント症候群とは何か？

     

    足のスネの所を輪切りにしたとして、その断面を

     

    全面、後面、外側、内側の４つのパーツに分けたとして、

     

    個々のコンパートに起こる痛みの中で、

     

    走るに限らず、打球が当たったとか、スネを蹴られたとか、捻挫後遺症とか

    内側パーツに出る痛みの総称を内側コンパートメント症候群と言います。

     

    学者の方から。細かい突っ込みを入れられても、現場の人間にしてみれば

    問題解決につながらない議論は　ただの暇つぶしなのでスルーします。

    ----------------------------------------—-

     

    今回の痛みは　骨の真上　（右内すね）若干の腫れと、熱感を帯びている。

     

    （前回の続きです）

     

     

    　そんな時、僕は唇を噛みしめる口を開いて・・・　

    　「頑張ったね。エラカッタね。」　と、子供達を褒める。

     

    　治療前の歩行。

     

     

    　　左右の

     

     

    　　かかとの落下の高さの違い。

     

     

     

     

    　

     

     

     

    細かいことでスミマセン。

     

    おおざっぱに、患部に湿布を貼って経過観察・・・そんな治療もあるけれど、

     

    ランニング障害は、細かいメカニカル・ストレスの繰り返しで

    発生すると・・・僕は考えています。

     

    通常、人が歩くとき、

    かかとは　どれくらいの高さから自由落下するか？

    人間ってほんとによくできてますね。。

     

    これは、意外と低い位置でありまして、歩行するとき、

     

    前足が　コントロールを失ってから落下を始める高さは

     

     

     

    わずか　1ｃｍ　なんですね。

    2ｃｍも上がってれば　その二倍。

     

    はだしで歩くのが健康にいいとか、それとも靴を履いた方がいいとか、

     

    そんな議論を目にしたとき　微笑ましく思うのですが、

     

    そーいうのは　健康な人達だけでやって欲しいと思います。

     

    かかとの痛み

     

    （難しいので適当に書くけど↓　※学者さんからの突っ込みはスルーします）

     

     

    かかとが落下すると　床からの反力は　体重の約　110％に達する。

     

    着底側の足が突然荷重を受けると　反対側の足は荷重から解放されて

     

    骨盤の落下を防ぐため　

    それなりの筋肉（股関節周り）が働いて荷重に応答し、

     

    結果として、着底側の衝撃の一部を吸収する・・・　

     

    何が言いたいか？・・・っていうと、疲労骨折とか、シンスプリントは、

     

    腰や、おしりの筋肉まで全部関係してるってこと。

     

    インソールのクッションを厚くしたり、衝撃吸収素材を使ったりと、

     

    いろんな方法もあるけど、足の裏と地面の間にモノを詰めて、

     

     

    着底タイムングを変えるってのは、メチャメチャ難しい話なんで・・・

     

     

    その辺　考えないで行うのは　自己責任でやって欲しいと思うのです。

     

     

     

    　着底時における衝撃は、　今　ある体に　何かをプラスするよりも、

     

     

     

    　今ある体を　正常に機能させることが大切なのだと思います。

     

     

     

    　なぜならば、本来　人間は　痛みがないのがディフォルトですから、

     

     

    　何かをプラスすることよりも、ディフォルトの体に戻す事・・・

     

    　僕がやる治療は地味すぎて・・・　理解されない事が多いけど

     

    　あたりまえの事を　どれだけ丁寧に積み上げるか？・・・

     

    　そんな治療が好きです。　

     

     

    　では、　その辺から　アプローチすると歩行はどう変化するか？？

     

    長くなったので今日はこの辺で。。つづく

     

     

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