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日付:2016.08.01 更新日:2022.04.19
サッカー 剥離骨折 │富士・富士宮・清水 若葉治療院
目次
男が夢を語ることは建前と思っています。希望でもあり、
そうなったらいいなという・・・希望的観測です。
男の日々の行動は本音です。
祈りにも似た・・・どうしても叶えたい本心です。
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二か月前 何の連絡もなく、突然 一人の男性がやってきました。
ここ、静岡の若葉治療院で学ぶ為に、
九州 佐賀から引っ越してきたと・・・彼は言います。
治療院とは、通常業務の他に、人の役に立ちたいと志す人たちと共に
学び、社会に貢献する一翼を担う責務を負う所だと・・・私は考えています 。
学ぶ機会に恵まれなかったと嘆く人があるならば・・・
それは、飛び込む勇気がなかったのだと思います。
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今年も春からインターハイ、中体連と、・・・百花繚乱 咲き乱れ、
ようやく平常に戻りました。
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先々週のことでした。
中学生、練習中に剥離骨折、救急に搬送。競技はサッカー。
「5日後の中体連に出られず、本人も お母さんも気を落としているから、
心のケアも含めて、診てあげて欲しい」
そんな電話が、中学の先生からありました。
口の中に砂を噛むような味が広がります。涙が出ます。
試合終了まで、
あと200時間も残ってるのに冗談ではないよ!
部屋を暗くして泣く準備の手伝いなど・・・ 冗談ではないよ。
試合中の怪我でもトレーナーは全力で走る。
一秒でも早く 選手を復帰させる事に尽力する。
大差で負けている時も、選手は走る。
破裂しそうな心臓を握りしめ、、一点でも返しに最後まで走る。
マネージャーの女の子ですら、
その手に爪が食い込むほど両手を握りしめて・・・最後まで祈る。
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こんな時、何をするのがプロの治療家らしい行動か?
正しさに答えは見つからないけれど・・・
何が一番 若葉治療院 富士宮 本院らしい行動か?
そう考えれば、迷う事は何もない。
全力で最後まで回復に努めるに決まってます。
病院も監督も諦めたとき、
選手もその家族も心が折れかけたとき、
そんな時こそ、
決して撓(たわ)むことなく、 決して屈することなく、
不撓不屈の姿勢で・・・背筋を伸ばして事に当たります。
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怪我人は闘って下さい。
冷やし、固め、とにかく食べて寝る。そして、必ず
仲間が勝ちあがると信じて、リハビリに励み、
どんなに惨めな時も諦めない姿勢で、チームの士気を上げる事。
試合が始まる前に部屋を暗くして泣かないこと。
不安や、絶望はチームに感染する。
怪我人は恐怖ではなく勇気を見せろと・・・ 怪我人のやる事は多い。
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試合に出るでないは、医師が決めることでも、選手が決めることでもなく、
最後はすべて監督が決めること。
選手は最後の一秒が終わる瞬間まで、闘うつもりでいればいい。
治療院も、最後の一秒が終わるまで 全力をつくせばいい。
無駄な努力と傍観者たちに笑われることを気にするよりも、
チームの仲間から笑われないよう努力する限り、
怪我人もチームの一員だと・・・僕は思います。
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一日目で松葉杖が外れ、二日目で片足のジャンプ・着地が可能になり、
三日目で軽いジョグ、4日目で少しボールを蹴れるようになった。
でも、まだ試合レベルの回復はしていない。
そんな状況で前日が終わるとき・・・こんな話しをしました。
「これまでも、君と同じように、
最後の試合の前に大きな故障を抱えた中学生を・・・何人も見てきました。
部屋を暗くして、誰よりも悲しい声で泣いた子もいました。
まだ反対の足があると言って、
涙が流れないよう・・・大きく眼を見開いて出て行った子もいました。
絶望的な骨折だったけど、「この悔しさは貯金して、選手権で晴らします。」
そう言って、うつむかずに出て行った子もいました。
試合に負けた日に、何もかもやめると言って煙草を吸って、
非行に走って・・・ 大人になってから治療院を始めた子もいました。
どれもみな、君と同じ中学三年生の男の子がした事でした。
いろんな過ごし方があるけれど、 一番 自分らしい一日を過ごしてください。
ただ、最後まで諦めない人達をみて笑うような・・・
そんな、くだらない大人にはならないで下さい。」
そんな話をして・・・送り出しました。
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あれから数週間が過ぎ、再び来院がありました。
チームは一回戦で負け。でも・・・
最後の五分・・・ 試合に出たと言う。
日々の行動は本音です。祈りにも似た・・・どうしても叶えたい本心です。
全て出し切ってから泣いたなら、
試合には負けても、それは弱者ではないと・・・僕は思うのです。
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■スポーツをされていない方も、お気軽に越しください。
●若葉治療院 富士宮本院 :静岡県 富士宮市 西小泉町 21-2 : TEL 0544-26-6628
●プラスボディー 若葉治療院 :静岡県 富士市 青葉町377 : TEL 0545‐64-7088
●若葉治療院 清水院 :静岡県 清水区 辻4丁目 : TEL 054‐366‐2227
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