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日付:2012.02.28 更新日:2022.04.19
足首の角度の計測を始めました#008│静岡県 富士宮市 若葉治療院本院
目次
前回の記事では、
「一人の実業団ランナーが、調子のいいときに使っていたシューズと、調子を崩したときに使っていたシューズを分解して調べてみることにしました。」
そんな事を書きました。
〈関連記事〉
二つのシューズを比較しているうちに、ヒールカップの角度の違いが気になりました。
ヒールカップが、2007年モデルはテーブルに対して水平になっているのに対して、2008年モデルは少し傾いていました。
メーカーは何の意図があって角度をつけたのか?
二つの理由が思い浮かびました。
1)ヒールコンタクトで走るとき、地面に対して踵(かかと)が斜めに侵入するので、足首の倒れこみを防ぐためにヒールカップの角度も斜めにした。
〈関連記事〉 足首の倒れこみ
※2007年、当時はヒールコンタクトで走るのが主流でした。
2)人の足首の形が変わり始めたので、それに対応して、ヒールカップを斜めに作った。
当時から、アーチの低下を防ぐ機構や、“足首の倒れこみを防ぐ”機構は、シューズに搭載されていました。ですから、正解は 1 と知っていました。
しかし、もしも正解が 2 だったら・・・ そんな不安が脳裏に浮かび、離れませんでした。 ちょうどこの頃、「最近、足首の形がおかしな子が増えた」、そんな事を思っていたからです。
今はできなくても、アーチの低下を防ぐのではなく、治すことが自分の仕事と思っていました。
〈関連記事〉 偏平足を治す(アーチの低下を治す)
足首の倒れこみも、防ぐのではなく、“治すこと”が自分の仕事と思っていました。しかし、#001事件があってから、自分の考えは間違いだったと学びました。
私の仕事は、守ることです。
〈関連記事〉 きっかけは一足のスパイクでした。#001
人の顔が一人ひとり違うように、人の足首の形も皆違います。
一人の人間の足首でさえ、右と左で形が違います。
誰かに合う形のシューズを作れば
それは、誰にも合わないシューズができることになります。
自分に合わないシューズを履けば怪我や故障につながります。
シューズがどんな形になろうと、それを履いても故障しないようにするためにはどうすればいいか?
極力、健全な足を作るしかありません。
なぜ?足首の倒れこみを防止するシューズを作る必要があったのか?
数々の課題を残したまま、足首の角度の計測を始めました。
どこを基準に、どうやって計測すればいいか? そんな基準もわからないまま、足首の計測を開始しました。
■スポーツをされていない方も、お気軽に越しください。
●若葉治療院 富士宮本院 :静岡県 富士宮市 西小泉町 21-2 : TEL 0544-26-6628
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