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日付:2020.02.25 更新日:2022.04.19
接地と着地の違い│マラソン│静岡県 富士宮市 若葉治療院本院
目次
今日は、「フロント着地を意識しているランナーに多い故障」の話をしてみたいと思います。
この記事が、怪我や故障がなかなか治らず、悩んでいる方のお役に立てたら幸いです。
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●接地と着地の違い
よく勘違いされるのが、接地と着地の違いです。
AとB、どちらの選手も
前足部(フロント)が床に着き、踵(かかと)は床に着いていません。
でも、Aはフロント接地、 Bがフロント着地です(笑)
足の故障を抱えている人に多いのが
- 走る時は踵を着いてはイケないと思っているケース、
- 足の前足部で着くことが “フロント着地”と思っているケースです。
Aの選手の接地は、ブレーキになってます。
また、故障のリスクがとても高い走り方です。
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●接地とは、足が地面に着く瞬間のことをいいます。
ランニングの時の前足は、一度、前に振り出され、
少し戻るようにして地面に着きます。
膝下が地面に対して垂直になっている状態で接地し、
そこから股関節の力で地面をたぐりよせるように動かします。
この動きを プル といいます。
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踵(かかと)から接地をする時も、
プルは発生しています。
「踵から着くとブレーキになる」 そんな記述をよく目にしますが、
そんな事はありません。
ただし、プルの動きが失われたときは、踵から着こうと、フロントから着こうとブレーキになり、
故障の原因となります・・・というより、
体のどこかに故障があると、プルの動きが失われ、ヒールストライクが発生します。
ヒールストライクとは、膝を突っぱねるように、踵から落ちる現象です。
この場合は故障の対象となります。
「踵から着くとブレーキや故障の原因になる」 そう言う人は、
ヒールコンタクトと ヒールストライクを混同しているように思います。
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●接地と着地
接地とは、足が一番最初に床に触れるタイミングのことを言います。
着地とは、体が一番沈みきり、体重を足が支えるタイミングをいいます。
●ビギナー・ランナーさんに多い接地
ビギナー・ランナーさんに多い接地です。
足の踵が胸より前に出ていない状態で、前足部で接地すると、
結果として足が床についてから、かなり後方で着地することになります。
●関節の角度に無理があります。
足首を曲げる関節の角度に無理があります。
ここに、全体重の約1.5倍がかかるとどうなるか?
足のどこを着くか?ではなく、
体のどこに着くか?
そちらの方が問題です。
長くなりましたので、今日はこの辺で
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