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日付:2012.02.20 更新日:2022.04.19
インソールにかかる足圧を見る方法を開発#005│静岡県 富士宮市 若葉治療院本院
目次
前回の記事では
1)内側アーチが母指球に干渉する位置にあると、ランニングフォームや体に影響を及ぼすことが推測される。(#004)
2)医学上で、筋肉の硬さや使い過ぎが原因とされてきた体の痛みのなかで、本当は、シューズが原因となっていた痛みがあるのではないか?
3)繰り返す痛みは練習のし過ぎが原因ではなく、シューズに問題があるケースが確かに存在する
そんなことを書きました。
来院している患者さん達に協力していただき、徹底的にインソールの足跡を調べ始めました。
●新たな問題
白いインソールの足跡は、目で見ることができましたが、青、黄色、黒などのインソールの足跡は目で見えないことがあります。
色付きのインソールの足跡を、なんとかして見ることができないか?
●インソールの足跡を見る方法を確立
試行錯誤の結果、
色付きのインソールの足跡を確認する方法を確立しました。
この方法によって、白以外のインソールの足跡が確認できるようになりました。
それだけでなく、圧が強くかかっているところも確認できるようになりました。
#004で行った実証から、「シューズの内側アーチが母指球の下に干渉していると、怪我や故障の原因になる」そんな仮説を立てました。
たくさんのシューズやインソールを調べているうちに、母指球部分にシューズの内側アーチが干渉している例がとても多いことがわかりました。
また、ほとんどのランナーが、インソールに小指が乗っていないことに気が付きました。
●シューズに小指が当たるのは、
シューズの形状に問題があると思っていました
これまでも、インソールに小指の跡がついていないことは、目で見て確認できていました。
小指がインソールからはみ出すのは、シューズの形状に問題があると思っていました。
しかし、今回、インソールの足跡を見る方法を開発したおかげで、今まで見ることができなかった踵(かかと)の位置を見れるようになりましたほれるようになりました。
多くのランナーは、自分の足より、1.5~2cmほど大きなサイズのシューズを使用していることがわかりました。
(つづく)
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