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日付:2023.12.07 更新日:2023.12.12
冷えからくる腰痛の症状の原因は血行不良!対策方法を4つ紹介┃静岡県 富士宮市 若葉治療院本院
目次
冷えからくる腰痛は、非常に辛いものです。
歩いただけで腰に響く、立っても座っても痛いなど、多くの方が悩みを抱えています。
体の冷えは、日常生活を見直すことで改善されます。
ふだんの何気ない生活習慣が、腰痛の原因であるといっても過言ではありません。
ここでは、冷えが腰痛を引き起こす原因や、日常生活における具体的な対策についてご紹介します。
冷えからくる血行不良が腰痛を引き起こす
冷えは、万病のもとといわれています。
寒い季節はもちろん、真夏でもエアコンの効いた屋内など、
冷えにつながる環境は多いため注意が必要です。
体が冷えると、全身を流れる血液の循環が悪くなり、
腰痛をはじめとしたさまざまな症状を引き起こします。
冷えからくる腰痛を予防するためには、体を温め、血行を改善させることが非常に重要です。
・冷えが腰痛を引き起こすメカニズム
私たちの体は冷えを感じると、筋肉や血管を縮めて血流を減らし、
熱を逃がさないようにします。
とくに、内臓は人体にとって重要な部分です。
内臓を冷やさないために、血液を体の中心へ優先的に集めようとします。
血流が内蔵へ集中することで、筋肉へ流れる血液の量は低下します。
筋肉への血流が滞ると、酸素や栄養が運ばれづらくなり、疲労物質がたまりやすくなります。
冷えからくる腰痛を引き起こす原因は、この疲労物質です。
腰回りの筋肉の動きが鈍くなっているとき、
急に腰を動かそうとすると痛みが出てしまいます。
疲労物質がたまって腰の筋肉がこわばった状態が続くと、
さらに血管が圧迫され血行不良を引き起こす悪循環に繋がりかねません。
・血の循環を良くするためにはからだ全体を温めることが大切
冷えからくる腰痛の症状を改善するには、体を温め血液の循環を良くすることが大切です。
血管は体の中でひとつにつながっています。
特定の部位ではなく、体全体を温めることを意識すると良いでしょう。
とくに、お腹は重要な器官である内臓が集まっているため、
寒いときは優先的にお腹へ血液が集まり、生命を守ろうとします。
血液供給がお腹に優先され、足や腰への供給は後回しになってしまうのです。
一方、足は重力に逆らって血液を送り返さなければなりません。
そのため、血行不良になりやすい特徴があります。
とくに、ふくらはぎは送られてきた血液を押し返すポンプの役割をしています。
足を温めることで、体全体の血行を良くする効果があるのです。
足をめぐった血液は心臓に戻るまでに腰付近を通るため、
足が冷えていると腰も冷えてしまい、腰痛の症状悪化につながります。
腰だけでなく、お腹や足など下半身全体を温めることが重要といえるでしょう。
冷えからくる腰痛への対策5選
冷えからくる腰痛を予防するため、日常生活で実践可能な対策を5つ紹介します。
毎日積み重ねることで、腰の痛みは軽減されます。
取り入れられそうな対策から実践してください。
・暖かい服装をする
寒い季節は、下半身を冷やさない暖かな服装を心掛けてください。
おすすめは足全体を覆うパンツスタイルです。
スカートなど足を覆えない服を着用する場合は、
足元を冷やさないように厚手のタイツやストッキングを合わせるなど、
暖かな空気を逃がさない服装をすると良いでしょう。
腹巻を使用する、カイロを貼るなど、お腹を温めることも効果的です。
お腹を温めると、体の中央に集まっていた血液が全身に回るようになります。
温かい血液が巡ることで体温が上がり、冷えの予防につながります。
・湯船につかる
お風呂はシャワーだけで終わらせず、できる限り湯船につかるようにしましょう。
とはいえ、湯船に入ったとしても、熱めのお湯で短時間に入浴を済ませるのは好ましくありません。
冷えの予防には、リラックスした状態で肩まで浸かり、40度前後のお湯に15分ほど入浴することが理想です。
湯船につかる際は、入浴剤を利用することも効果的です。
ミネラルなどの塩類が入った無機塩類入浴剤は、温浴効果を高める効果があります。
皮膚の表面に膜をつくり入浴後の保温効果を高めると、湯冷めしにくくなります。
また、入浴剤の中には炭酸ガスが入ったタイプのものあります。
お風呂に入れると、炭酸ガスが皮膚から吸収され、血管を広げる効果があります。
血管が広がると血流が良くなり、温まった血液が全身へ運ばれていきます。
結果、老廃物や疲労物質を排出しやすくなるのです。
湯船の中で手足や腰など冷えやすい場所のマッサージを行うと、
いっそう温浴効果が得られます。
・運動をする
デスクワークなど同じ姿勢が続く場合、体の筋肉が硬直して血行不良になりがちです。
冷えからくる腰痛の原因になるため、同じ姿勢で作業をするのは1時間を目安にしてください。
1時間作業したら、席を外してストレッチを行うと良いでしょう。
体の凝りがほぐれ、血行が促進されます。
ウォーキングなどの運動で、体の筋肉を動かすことも効果的です。
軽めの運動でも、筋肉を動かすことにより血行が良くなり、体を温める効果があります。
・体を温める食べ物を摂る
食事の際は、体を温める食べ物を積極的にとってください。ショウガ、ネギ、ニンニクなどの根菜類や、かぼちゃなどの冬が旬の食材はからだを温める効果があります。
飲み物は、夏でも温かい物がおすすめです。糖分の多い清涼飲料水や緑茶、コーヒーはからだを冷やすと考えられています。紅茶や白湯などホットで飲むものが、体を温める上で効果的です。
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