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日付:2013.04.21 更新日:2022.04.19
偏平足(ローアーチ)について考える
目次
今日は、偏平足(ローアーチ)の治し方について考えてみました。
治療後 ( くるぶしの下の辺りに注目) 左右10分ずつ足関節のモビライズ。
アーチ自体は・・・あまり変化はなかったけど、
片足で真っ直ぐ背伸びできなかったものが、まぁ まぁ・・・上がるようになった。
シンスプリントや、足底筋膜炎に多いのが こういう足。
僕だけでしょうか??
昭和生まれの もと陸上部の人たちに
「高校生の頃、部活で 内側のスネが痛くて
部活休んでる子って・・・いました??」
と、何人にも聞いて調査したけど・・・あまり記憶がない程度。
シンスプリントの原因は、筋肉の使いすぎによる・・・と、よく言われますが、
僕は “かかと(踵骨)”のが 怪しいと思うんだよね。。
通常 踵骨は、このように左右に動くけど、
シンスプリントを訴える子供達の踵は 正常に動かないことがほとんど。
そして、ここに圧痛や、激痛があることが ほとんど。
レントゲンには写らないし、本人にも自覚がない。 ここに異常があると、
以前、好評だった “シンスプリントのテーピング ”は、
ここのプロネーションに制限をかけたモノだったけど、
スタッフ一同で、治し方についてディスカッションした結果、
「それなら、テーピングじゃなくて、
直接 足関節自体を治せないのか?」 そんな方法について
治験を重ねた結果 、なんとなく、手ごたえを感じる今日この頃。
変形性膝関節症について、アメリカの文献を取り寄せて、読んでいると、
日本ではソレを外科が診るけれど、アメリカでは、リウマチ科の分野として、
内科がソレを診る・・・その治療法として、
それを読んで、初めは
「そんな バカな! それは
変形を助長することにならないか??」
・・・と思ったけれど、
読み進んでみると、足底板の挿入により、
使用する “軸” を
膝の内側の関節よりから→外側の関節側に移行する・・・との事。
日本で行う “内足アーチ(土踏まず)を支える” のとは、全く逆の方向。
使用する軸を変換する・・・ それなら うなずけるし、
内スネや足底にかかる負担も減る。
それを元に、このテーピングを思いついた。“シンスプリントのテーピング ”
しかし、僕が考えていたのは ショパール関節や、リスフラン関節付近での
修正だったが、そのアメリカの文献では 明らかに
踵骨レベルの事を言っている。
正常にモビライズすることで・・・内スネにかかる負担軸を
正常軸に誘導できないか?? そんな事を治験した結果・・・
今週は とても 面白い結果が・・・いくつも飛び出した。 (∩_∩)
良いスタッフと、良い患者さんに恵まれて・・・
感謝に絶えない今日この頃です。
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